※執筆時点(2025/9/30)の情報を基に作成しています。
【7532】パンパシフィックインターナショナルホールディングス(PPIH)ってどんな会社?(三行解説)
パンパシフィックインターナショナルホールディングス(PPIH)は、「ドン・キホーテ」や「ユニー」などを展開する総合小売グループです。ディスカウントストアを中心に、食品から家電・衣料まで幅広い商品を扱い、独自の陳列や低価格戦略で人気を集めています。国内外に店舗を拡大し、アジアやアメリカでも事業展開を進めています。
株主優待の条件と内容は?
【条件】
毎年6月30日および12月31日に100株(1単元)以上を保有(年2回)
【内容】電子マネーの「majica」

※詳細は以下公式HPを参照下さい。
2025年10月1日より5:1の株式分割が実施され、分割に伴い以下の通り株主優待が拡充となります。

株主優待が到着!写真付でレビュー!
柴ノ助は現在100株(=分割後で言うと500株)保有しており、2025年6月権利分として2,000円分の電子マネー「majica」を頂きました。
アプリをダウンロードすればクーポンコードを入力するだけで直ぐに2,000円のポイントが付与されました。majicaのポイントははドンキで2,000円として使うことができます。いつも愛犬のおやつをドン・キホーテで購入しているので普段の支出を抑えることができてありがたい限りです。

総合利回り・コスト・将来性を独自評価!
項目 | スコア | コメント |
現在の総合利回り | ★☆☆☆☆ | 優待:600円相当(0.6%) 配当:850円(0.9%) 総合利回り約1.5% ※分割後の100株優待300円X2回で試算。 |
優待取得コストの低さ | ★★★★★ | 100株1-万程度。 |
売上・営業利益の安定度 | ★★★★★ | 売上:理想的な右肩上がり。 営業利益:理想的な右肩上がり。 ※以下表参照 |
将来の総合利回り増加期待度 | ★★★★★ | 配当推移:22期連続増配中。但し増配額自体は緩やかであることは要注意。 配当性向:20%程度とかなり低い水準 ※以下表参照 |
自己資本比率 | ★★★☆☆ | 30-40%前後と健全な水準 ※以下表参照 |




IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
業績が伸びており、増収増益が続いている。
インバウンド需要が戻ってきており、免税売上などで恩恵を受ける。
海外展開やPB/DX強化などで成長余地がある
【懸念】
為替変動で仕入コストがぶれる可能性。
国内市場の人口減少や消費の慎重化で顧客が減るリスク。
期待が株価に織り込まれすぎて、業績がそれに届かなければ株価が失速するリスク。
まとめ
パンパシフィックは業績も非常に順調に成長しており、配当も過去22期連続している驚異的な企業です。加えて2025年10月からは株式が5分割されるので単元株を購入しやすくなり、分割後の100株からでも株主優待をもらえるのは個人投資家にとってありがたい話かと思います。22期連続増配中ですが、総合利回り自体は1.5%程度と決して高くない訳ではないことはご注意ください。(要するに高配当株ではないです。)成長企業ということで配当よりも事業に投資をして株価を押し上げていってくれる方針だと思われます。今後も柴ノ助はホールドし続けたいと思います!(含み益が順調に増えているのでいつか売却してその売却益で高配当株を購入しようと考えていますが、そのタイミングに悩んでいます)
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい!
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