※執筆時点(2025/9/2)の情報を基に作成しています。
【9757】船井総合研究所ってどんな会社?(三行解説)
船井総研(船井総合研究所)は、企業の経営コンサルティングを手がける国内最大手の独立系コンサル会社です。中小企業から大企業まで幅広く、戦略立案・業務改善・人材育成などを支援しています。特に実践的で即効性のある提案に強みを持ち、地域密着型の支援も特徴です。
株主優待の条件と内容は?
【条件】
毎年6月30日および12月31日に100株(1単元)以上を保有(年2回)
【内容】
QUOカード

※詳細は以下公式HPを参照下さい。
株主優待が到着!写真付でレビュー!
柴ノ助は現在100株保有しており、2025年6月権利分として500円分のQUOカードを頂きました。

総合利回り・コスト・将来性を独自評価!
項目 | スコア | コメント |
現在の総合利回り | ★★★☆☆ | 優待:1,000円相当(0.4%) 配当:8,500円(3.4%) 総合利回り約3.8% ※優待は500円X2回で試算 |
優待取得コストの低さ | ★★★☆☆ | 100株25万程度。 |
売上・営業利益の安定度 | ★★★★★ | 売上:理想的な右肩上がり。 営業利益:理想的な右肩上がり。 ※以下表参照 |
将来の総合利回り増加期待度 | ★★★★☆ | 配当推移:11期連続増配中。 配当性向:基本的には50-60%と少し高め。 ※以下表参照 |
自己資本比率 | ★★★★★ | 80%前後と極めて健全な水準 ※以下表参照 |




IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
コンサル需要は景気変動に左右されにくく、中長期で安定的な成長が見込める。
中小企業支援やDX・人材育成など幅広い分野で成長余地が大きい。
無借金経営に近く、財務基盤が健全で配当も安定している。
【懸念】
景気後退時には企業のコンサル投資が抑制され、業績に影響する可能性。
人材依存度が高く、優秀なコンサルタントの確保・定着が課題。
同業他社や外資系との競争が激しく、差別化を維持できるか不透明。
まとめ
船井総研はコンサルというセクター上、短期では景気の波に左右されますが、長期で安定性と成長性を評価されやすい銘柄です。11期連続増配というのは高配当投資家にとって心強い過去の実績です。現時点での総合利回りは3.8%と特別高い訳ではありませんが、保有し続けることで増配によって年々配当額が増えていくことを期待出来る銘柄かと思います。なので柴ノ助はホールドし続けたいと思います!
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい!
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