※執筆時点(2025/7/6)の情報を基に作成しています。
【3880】大王製紙ってどんな会社?(三行解説)
大王製紙株式会社は、日本の大手製紙メーカーで、ティッシュやトイレットペーパーなどの家庭用紙製品で有名です。主力ブランドには「エリエール」があり、国内外で幅広く展開しています。また、製紙以外にもヘルスケアや生活用品分野へ事業を拡大しています。
株主優待の条件と内容は?
【条件】
3月末時点で100株以上を1年間以上保有
【内容】自社製品1,500円相当 or 3,000円相当

※公式HPより引用。詳細は以下公式HPを参照下さい。
株主優待が到着!写真付でレビュー!
2025年3月権利分は2025年7月初旬に株主優待が届きました。大王製紙の株は2024年の3月ごろに購入したのですが、1年以上の保有という条件があるので、今回初めて優待品を頂きました。優待品の中身はポケットティッシュ、ウエットティッシュ、トイレットペーパー、トイレクリーナーなどなくてはならないものばかりなので、ありがたいですね。
【2025年権利分】

総合利回り・コスト・将来性を独自評価!
項目 | スコア | コメント |
現在の総合利回り | ★★★☆☆ | 優待:1,500円相当(1.8%) 配当:1,400円(1.7%) 総合利回り約3.5% |
優待取得コストの低さ | ★★★★☆ | 100株8万程度。 |
売上・営業利益の安定度 | ★★☆☆☆ | 売上:長期的には右肩上がり。 営業利益:2023年に原燃料価格の高騰、円安によるコスト増、中国事業の不振による大幅赤字。その後は回復傾向 ※以下表参照 |
将来の総合利回り増加期待度 | ★★☆☆☆ | 配当推移:安定しておらず。 配当性向:2023年と2025年は純利益赤字で安定しておらず。 |



IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
株価は割安感あり。
環境対応製品に成長期待。
中期で利益回復の可能性。
【懸念】
中国事業が不振。
原材料高+円安が負担。
紙の需要は国内で減少中。
まとめ
大王製紙の株は株主優待に興味を持ち始めた時に勢いでジャンピングキャッチした銘柄の1つです。(絶賛含み損中)。経常利益ベースでは2023、2025年に大幅赤字と業績は安定しておりませんが、今後中長期的には日米の金利差が縮み円高が進んでいく可能性があると考えており、紙・パルプ業界は一般的に円高恩恵セクターといわれているので円高対策の1つとして塩漬けで保有したいと思います。このまま株価が下がり続けたら優待のティッシュで涙を拭き続けます。
皆さんのご参考になれば幸いです!
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※この記事に記載の株価は執筆時点のものです。株価は日々変わるので、最新情報はご自身でチェックしてくださいね!また投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい!
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