※執筆時点(2025/7/6)の情報を基に作成しています。
【3863】日本製紙ってどんな会社？(三行解説)
日本製紙は、日本を代表する製紙メーカーの一つで、紙・パルプ製品の製造・販売を行っています。新聞紙や段ボール原紙、ティッシュなど幅広い製品を扱い、海外にも事業を展開しています。近年はバイオマスや環境素材にも力を入れています。
株主優待の条件と内容は？
【条件】
3月末末時点で100株以上
【内容】自社製品
※公式HPより引用。詳細は以下公式HPを参照下さい。
株主優待が到着！写真付でレビュー！
2025年3月権利分は2025年7月初旬に株主優待が届きました。キッチンタオル、トイレットペーパー、ティッシュ、ウエットティッシュなど必ず使うものばかりなので、有難いですね。特にカシミヤのティッシュは本当に柔らかくて鼻水が止まらない時にどれだけ鼻をかんでも痛くならない優れものです。
【2025年権利分】
ちなみにこの優待はいくら分の優待かわからなかったので、ネットで調べてみたところ合計1,655円相当でした。(※調べた時点での価格なので1,500円分程度と理解いただけばよいかと思います。)
スコッティ フラワーパック ３倍長持ち ４ロール（ダブル） 〈無香料〉 508円
スコッティ ティシュー フラワーボックス 250組 140円(3箱420円)
スコッティ カシミヤ エンボス 290円
スコッティ ハンドタオル100 スマートタイプ 105円(5箱526円)
スコッティ ファイン ３倍長持ち※2 キッチンタオル 150カット 2ロール 414円
スコッティ ウェットティシュー 除菌※3 ノンアルコール 33枚 198円
【2024年権利分】
総合利回り・コスト・将来性を独自評価！
| 項目 | スコア | コメント |
| 現在の総合利回り | ★★★☆☆ | 優待：1,655円相当(1.6%) 配当：1,500円(1.4%) 総合利回り約3.0% |
| 優待取得コストの低さ | ★★★★☆ | 100株10万程度。 |
| 売上・営業利益の安定度 | ★★☆☆☆ | 売上：長期的には右肩上がり。 営業利益：2023年に原燃料価格の高騰、円安によるコスト増伝統的紙製品の需要低迷による大幅赤字。その後は回復傾向 ※以下表参照 |
| 将来の総合利回り増加期待度 | ★★☆☆☆ | 配当推移：中期的には減配傾向 配当性向：過去10-30%とまだ余力有。 |
IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
バイオマス発電が黒字化 → 新たな収益源に
紙製品の値上げ進行中 → 採算改善に期待
生活・海外事業を強化中 → 将来性あり
【懸念】
紙事業の利益が低すぎる → 本業が弱い
燃料高・円安に弱い → コストリスク大
新規事業が軌道に乗るか不透明 → 成長に時間がかかる
まとめ
日本製紙の株は株主優待に興味を持ち始めた時に勢いでジャンピングキャッチした銘柄の1つです。(絶賛含み損中)。2023年に大幅赤字と業績は安定しておりませんが、その後は回復傾向です。今後中長期的には日米の金利差が縮み円高が進んでいく可能性があると考えており、紙・パルプ業界は一般的に円高恩恵セクターといわれているので円高対策の1つとして塩漬けで保有したいと思います。このまま株価が下がり続けたら優待のティッシュで涙を拭き続けます。
皆さんのご参考になれば幸いです！
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※この記事に記載の株価は執筆時点のものです。株価は日々変わるので、最新情報はご自身でチェックしてくださいね！また投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい！
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