※執筆時点(2025/7/1)の情報を基に作成しています。
【9831】ヤマダホールディングスってどんな会社?(三行解説)
ヤマダ電機は、日本最大級の家電量販店チェーンで、全国に多数の店舗を展開しています。家電だけでなく、住宅・リフォームや金融サービスなど多角化を進め、収益基盤の強化を図っています。近年はECとの連携や効率経営にも注力し、デジタルとリアルの融合による競争力向上を目指しています。
株主優待の条件と内容は?
【条件】
3月末/9月末時点で100株以上(年2回)
【内容】お買い物優待券(100株保有であれば3月末分として500円分、9月末分として1,000円分の1,500円分)

※3年以上保有の場合、長期保有特典有。
※公式HPより引用。詳細は以下公式HPを参照下さい。
株主優待が到着!写真付でレビュー!
6月末に株主優待が届きました。柴ノ助は100株保有なので500円分のお買い物優待券を頂きました。
ヤマダ電機って実は日用品も販売していて、こちらの優待品を使うことができるんです。なので欲しい電化製品がなかったとしても日用品を実質半額で購入できるのでお得な優待なんです。(こちらの優待券は1,000円につき500円分の使用が可能なので、半額券に近いイメージですね)

総合利回り・コスト・将来性を独自評価!
項目 | スコア | コメント |
現在の総合利回り | ★★★★★ | 優待:1,500円相当(3.4%) 配当:1,700円(3.8%) 総合利回り約7.2% |
優待取得コストの低さ | ★★★★★ | 100株4万程度。 |
売上・営業利益の安定度 | ★★★☆☆ | 売上:2021年のコロナ特需を除いて長期的には緩やかに右肩上がり。 営業利益:増減有 ※以下表参照 |
将来の総合利回り増加期待度 | ★★☆☆☆ | 配当推移:大きな増減は無し。但し過去2度減配有。 配当性向:2019年を除いて30-40%と健全な水準で推移。 |



※IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
巣ごもり需要が一服した後も、PCや住宅・リフォームなどの需要は高止まりしており、既存事業の収益基盤が安定している
配当利回りは約2.9%と比較的高く、2025年3月期に普通配当が1株13円から17円に増配された。保守的な投資家にも魅力。
【懸念】
大塚家具・ヒノキヤなどをグループ化し「暮らしまるごと提案」に注力。だが、本業とのシナジーや成長見通しに懐疑的な見方もある
有利子負債は約2,993億円(純負債約2,441億円)と巨額。EBITDA比3.6倍、流動負債も膨大なため、金利上昇や収益悪化時のリスクが大きい
まとめ
ヤマダ電機は売上も営業利益も右肩上がりで増配し続けている様な銘柄ではありませんが、取得コストも5万円程度と低く、総合利回りは7.2%を超えているので、現在の総合利回りを維持してくれれば恩の字かと思って保有しています。ヤマダ電機であれば、業績悪化で株が紙くずになることも考えにくいですしね。我が家は妻と二名義で保有して、配当をもらいつつ日用品を今後お得に購入していきたいと思います。
皆さんのご参考になれば幸いです!
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※この記事に記載の株価は執筆時点のものです。株価は日々変わるので、最新情報はご自身でチェックしてくださいね!また投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい!
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