※執筆時点(2025/6/23)の情報を基に作成しています。
【9433】KDDIってどんな会社?(三行解説)
KDDI(ケーディーディーアイ)は、日本の大手通信事業者で、「au」ブランドの携帯電話サービスで知られています。固定通信、モバイル、インターネット、法人向けソリューションなど幅広いサービスを提供しています。海外展開やIoT、5G、クラウド事業にも注力し、総合ICT企業として成長を続けています。
株主優待の条件と内容は?
【条件】
3月末時点/200株以上を保有。
【株主優待内容】Pontaポイント/ローソン&成城石井商品詰め合わせセット/寄付

※公式HPより引用。詳細は以下公式HPを参照下さい。
株主優待制度 | 個人投資家の皆さまへ | KDDI株式会社
株主優待が到着!写真付でレビュー!
2025年の株主優待は2025年6月中旬に到着しました。ローソン&成城石井商品詰め合わせセットを選択し、↓の商品が届きました!かなりのボリュームで当分お菓子は買う必要がなさそうです。

ですが、改めて優待内容を見ているとPonta2000ポイントを選択した場合、au Pay マーケットで使える1.5倍の3,000円分に交換できるみたいですね。来年からはそちらに交換しようと思います。普段ECは楽天市場を使用しているのでau Payマーケットを使用したことがなかったんですが、日用品などほしいものが見つからないということはなさそうです。
総合利回り・コスト・将来性を独自評価!
項目 | スコア | コメント |
現在の総合利回り | ★★★☆☆ | 優待:2,000円相当(0.4%) 配当:8,000円(3.3%) 総合利回り約3.7% ※最低優待取得に必要な200株で試算。 |
優待取得コストの低さ | ★★☆☆☆ | 100株24万程度。 最低優待所得に必要な200株であれば48万円程度。 |
売上・営業利益の安定度 | ★★★★☆ | 売上(経常収益):緩やかに右肩上がり 営業利益(経常利益):緩やかに右肩上がり。 ※以下表参照 |
将来の総合利回り増加期待度 | ★★★★★ | 配当推移:2023年を除いて、右肩上がりで増加傾向。驚異の24期連続増配。 配当性向:20-50%前後と健全な水準。 ※以下表参照 |



※IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
1. 安定したインフラ事業と強固な財務基盤
通信インフラは景気に左右されにくく、固定料金収入が安定。ROEは10%超、自己資本比率も40%以上と健全 。
2. 配当+自社株買いによる株主還元姿勢
24期連続増配、高配当(利回り約3~3.5%)、配当性向40~42%台で無理なく継続可能。自社株買いも実施し株価の下支えになっている 。
3. 多角化戦略による成長余地
通信以外にも、金融(auじぶん銀行・PAY)、電力(auでんき)、IoTや法人向けソリューション、クラウド展開などに積極投資しており、収益の“柱”が増えつつある 。
【懸念】
1. 競争激化・規制による通信料金引き下げ圧力
携帯料金の値下げ圧力や楽天モバイルとの競争激化は収益性の大きなリスク 。
2. 通信障害による信用・コストリスク
2022年7月には大規模障害が発生し、約73億円の補償。信頼低下につながり得る 。
3. 成長性の上限と海外展開の限定
国内市場中心のビジネス展開で人口減少・市場成熟により成長余地が限られる可能性がある 。
皆さんのご参考になれば幸いです!
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※この記事に記載の株価は執筆時点のものです。株価は日々変わるので、最新情報はご自身でチェックしてくださいね!また投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい!
コメント