※執筆時点(2025/6/27)の情報を基に作成しています。
【6089】ウィルグループってどんな会社?(三行解説)
ウィルグループ(6089)は、介護・製造・販売・ITなどエッセンシャル分野に特化した人材派遣・紹介サービス企業です。自社社員が現場をマネジメントする「ハイブリッド派遣」により、人材の定着率やサービス品質を高めています。国内外に事業を拡大しつつ、配当や株主優待も実施しており、安定収益と株主還元を重視しています
株主優待の条件と内容は?
【条件】
3月末時点で100株以上を保有。
【内容】QUOカード

※公式HPより引用。詳細は以下公式HPを参照下さい。
株主優待が到着!写真付でレビュー!
2025年の株主優待は2025年6月下旬に到着しました。柴ノ助は100株を1年未満保有なので500円のQUOカードを頂きました。3年間で4倍の2,000円になるので柴ノ助は長期ホールドしたいと思います。余談ですが、柴ノ助は配当金500円振り込まれるよりも現物でQUOカード500円をもらったほうが幸福度が高いですんですが、共感してくれる方はいますか?笑

総合利回り・コスト・将来性を独自評価!
項目 | スコア | コメント |
現在の総合利回り | ★★★★★ | 優待:500円相当(0.5%) 配当:4,400円(4.8%) 総合利回り約5.3% |
優待取得コストの低さ | ★★★★★ | 100株9万程度。 |
売上・営業利益の安定度 | ★★☆☆☆ | 売上:長期的には緩やかに右肩上がり。 営業利益:安定しておらず、特に2025年は大幅減。2026年は微増の見通し。 ※以下表参照 |
将来の総合利回り増加期待度 | ★★★☆☆ | 配当推移:過去10年間非減配 配当性向:2024年までは50%以下と堅調であったが、2025年に 80%超。持続性に不安有。 ※以下表参照 |



※IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
安定的な需要:介護・製造・販売など“エッセンシャル”分野に特化し、景気変動に左右されにくいビジネスモデル。引用元でも「国内外の人材支援事業の堅調な推移」と評価されています 。
高い株主還元姿勢:配当政策が安定しており、予想配当利回りは4.7%前後。さらにQUOカード優待も提供し、総還元性向は30%超え
中期成長戦略:「WILL-being 2026」による建設技術者や外国人支援の強化、海外展開の立て直しなど、収益多様化を狙う動きが進行中
【懸念】
利益圧迫の可能性:最新業績では営業・純利益ともに前期比で減益が予想されており、収益性の低下が懸念されます 。
為替・海外リスク:海外事業は為替変動や市場の低迷に影響を受けやすく、収益の不安定要因になり得ます
バリュエーションの重さ:PERは13倍、PBRは1.2倍前後と中程度だが、ROEは約6〜17%と評価が分かれる。資本効率の変動に敏感な局面です
まとめ
ウィルグループは2025年の営業利益が低かったこともあり最近の株価は軟調気味です。だからこそ利回りが高くなっておりますが、長期保有におすすめできるかといわれると個人的には現時点では自信をもっては強くおすすめできません。友人に勧めるならもう少し今後の業績を見てからですね。
一応今回営業利益の大幅減は「構造的な落ち込み」ではなく、一過性要因と海外市場の調整が主因であり、長期的には回復が期待されているとのことで柴ノ助は優待の長期保有を目指してホールドし続けたいと思います!
皆さんのご参考になれば幸いです!
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※この記事に記載の株価は執筆時点のものです。株価は日々変わるので、最新情報はご自身でチェックしてくださいね!また投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい!
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