※執筆時点(2025/6/25)の情報を基に作成しています。
【3222】ユナイテッド・スーパーマーケットホールディングスってどんな会社?(三行解説)
ユナイテッド・スーパーマーケットHD(3222)は、マルエツ・カスミなどを傘下に持つ首都圏中心の食品スーパー持株会社。生鮮加工や物流なども手がけ、グループの効率経営とオンライン融合を進めている。株主優待も充実しており、自社商品や買物優待券が年2回もらえる。
株主優待の条件と内容は?
【条件】
2月末、8月末時点で100株以上を保有。(年2回優待)
【内容】株主優待券(※関東エリアのみで使用可能)または優待品
株主優待券

優待品

※公式HPより引用。詳細は以下公式HPを参照下さい。
株主優待制度のご案内 | ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社
株主優待が到着!写真付でレビュー!
2025年の株主優待は2025年6月下旬に到着しました。柴ノ助は最寄りのスーパーで使用できるので株主優待券を選択しました。期間は半年間と短いですが、必ず使い切る自身があり一番利回りが高くなりそうなのでこちらにしました。
ちなみにこちらの優待券は1,000円につき100円分使用可能ですので、3,000円分の優待券を使い切るには対象店舗で30,000円以上の買い物が必要です。なので対象のスーパーが近くにない場合は優待品のほうが無難かと思います。(優待品は3,000円はしない気がするので単純な利回りは優待券のほうが高そうです。)

総合利回り・コスト・将来性を独自評価!
項目 | スコア | コメント |
現在の総合利回り | ★★★★★ | 優待:6,000円相当(1.3%) 配当:1,600円(3.0%) 総合利回り約8.4% ※優待は買い物券を年2回受け取る前提で試算 |
優待取得コストの低さ | ★★★★★ | 100株9万程度。 |
売上・営業利益の安定度 | ★★☆☆☆ | 売上:長期的には緩やかに右肩上がり。 営業利益:安定しておらず、増加傾向にはない。 ※以下表参照 |
将来の総合利回り増加期待度 | ★★☆☆☆ | 配当推移:ほぼ横ばい 配当性向:2023年以降は100%を超えており、持続性は? ※以下表参照 |


※IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
安定した生活必需品需要:食品スーパーは景気に左右されにくく、業績が比較的安定。
グループ拡大によるスケールメリット:いなげやの子会社化などで効率化と収益性向上が期待される。
株主優待が魅力的:実用性の高い優待(食品・割引券)があり、個人投資家に人気。
【懸念】
競争が激しい業界:イオンやセブン&アイなど大手との競争が激化。
利益率が低め:食品スーパー業界全体として粗利が低く、収益構造に課題。
成長性に限界も:国内市場の人口減少により、長期的な成長性には不安が残る。
まとめ
ユナイテッド・スーパーマーケットホールディングスは特に数年配当性向も100%を超えており、長期的な持続性には不安が残りますが、それでも総合利回りは最大で8%を超えるので、優待券を使い切れる自信がある方にはリスクをとったとしても購入を検討しても良い銘柄なのかと思います。減配の可能性はありそうですが、自社製品の割引である優待券は廃止になりにくいのかなと信じています。柴ノ助は今後もホールドし続けます!
皆さんのご参考になれば幸いです!
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※この記事に記載の株価は執筆時点のものです。株価は日々変わるので、最新情報はご自身でチェックしてくださいね!また投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい!
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