【知ってますか?】72の法則と126の法則について

お金の豆知識

突然ですが、皆さん72の法則と126の法則をご存じでしょうか?資産運用を行う上で知っておくと
便利な数字なので皆さんにご紹介したいと思います。

結論

72の法則は一括投資をした時に運用資産が投資元本の倍になるまでにかかる年数を計算する為の法則

126の法則は積立投資をした時に運用資産が投資元本の倍になるまでにかかる年数を計算する為の法則

となります。

72の法則をもう少し詳しく解説

72の法則は一括投資をした時に運用資産が投資元本の倍になるまでにかかる年数を計算する為の法則となります。具体的な計算方法としては

72 ÷ 年平均リターン(%) = 一括投資をした時に運用資産が投資元本の倍になるまでにかかる年数

となります。

例えば仮に今日100万円の投資信託を購入し年平均リターンは7%だった場合

72 ÷ 7% = 10.2年でとなり、100万円の投資元本が200万円になるまでに約10年間必要という目安がわかります。

126の法則をもう少し詳しく解説

126の法則は積立投資をした時に運用資産が投資元本の倍になるまでにかかる年数を計算する為の法則となります。具体的な計算方法としては

126 ÷ 年平均リターン(%) = 積立投資をした時に運用資産が投資元本の倍になるまでにかかる年数

となります。

例えば仮に毎月1万円の投資信託を購入し年平均リターンは7%だった場合

126 ÷ 7% = 18年でとなり、月1万円 X 12か月 X 18年の投資元本(216万円)が倍(432万円)になるまでに約18年間必要という目安がわかります。

早見表

年平均リターン毎の必要年数を早見表にしてみました。

注意点

・一括投資のほうが早く資産が増える可能性はありますが、リスクとして一括投資を行った直後に暴落する可能性があります。なのでこの記事は一括投資を推奨している訳ではないのでご注意ください。

・年平均リターンはあくまで平均であって資産というのは右肩上がりにはなりません。上がり下がりを繰り返して長期的に上がってきました。さきほどの例では年平均成長率7%を使用しましたが、こちらは全世界株式の過去20年の平均リターンであり、現実的に期待できる数字です。ですが、これは毎年7%増えるということではなく、30%増える年もあれば25%減る年もあるけど、20年ぐらいの長期間で見れば7%ぐらい毎年増えてたということになります。なので一括投資すれば10年後に絶対に倍になる!という意味ではありませんのでご注意ください。

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