※執筆時点(2025/7/23)の情報を基に作成しています。
【9347】日本管財ホールディングスってどんな会社?(三行解説)
日本管財ホールディングスは、ビルメンテナンス大手の日本管財を中心とした持株会社です。2023年に持株会社体制へ移行し、グループ経営の効率化と成長戦略の推進を図っています。清掃・警備・設備管理などの施設管理を軸に、安定した収益を確保しています。
株主優待の条件と内容は?
【条件】
毎年3月末、9月末時点で100株(1単元)以上を保有(年2回)
【内容】カタログギフト 2,000円分相当
※長期保有特典有。

※詳細は以下公式HPを参照下さい。
株主優待制度導入に関するお知らせ | 日本管財ホールディングス株式会社
株主優待が到着!写真付でレビュー!
2025年7月に株主優待の案内が届きました。カタログギフト優待ということで皆さん中身が気になりますよね?今回はそのカタログギフトの中身をご紹介します!ちなみに柴ノ助は3年未満の保有なので2,000円相当のカタログギフトとなります。30万円未満で購入ができて2,000円相当のカタログギフトが年2回も頂ける銘柄は他にはないのではないでしょうか?(もしあれば是非コメントで教えてください)













そして7月中旬に株主優待品が到着しました!我が家は妻と2名義分保有しているのでさつま揚げとリンゴジュースを頂きました。リンゴジュースは毎回選択していますが、濃厚で甘くて朝から幸せな気持ちになれます。


総合利回り・コスト・将来性を独自評価!
項目 | スコア | コメント |
現在の総合利回り | ★★★☆☆ | 優待:4,000円相当(1.4%) 配当:5,400円(1.9%) 総合利回り約3.3% 優待は2,000円 X年2回=4,000円で試算。 |
優待取得コストの低さ | ★★★☆☆ | 100株27万程度。 |
売上・営業利益の安定度 | ★★★★★ | 売上:理想的な右肩上がり。 営業利益:理想的な右肩上がり。 ※以下表参照 |
将来の総合利回り増加期待度 | ★★★★★ | 配当推移:過去10年間非減配。ゆるやかに増加傾向。 配当性向:30-40%と健全な水準。 3年以上の長期保有により毎年4,000円の株主優待(2000円X2回)が 6,000円(3000円X2回)グレードアップ。 |
自己資本比率 | ★★★★★ | 60%以上と極めて健全な水準 |
※日本管財は2023年10月に持株会社体制へ移行し、銘柄コードが「9728 → 9347」に変わりました。(株式移転による再編)。2022年より以前の数字は持株会社体制へ移行する前の’9728 日本管財’の数字を参照。




IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
安定配当:配当性向は約34%で、継続的な還元姿勢。
財務健全:自己資本比率は約66%と高水準。
海外成長:海外子会社が売上成長をけん引中。
【懸念】
コスト上昇:原材料・人件費・円安の影響が懸念。
M&Aリスク:海外展開や買収の成果がまだ不透明。
まとめ
日本管財は爆発的な成長が期待できる銘柄ではありませんが、ビルメンテナンスという安定した業種で今後も安定して業績を伸ばしてくれることが期待できます。現時点での総合利回りがとても高い訳ではありませんが、安心して保有することができその過程で年2回のカタログギフトと配当を頂きながらじっくり長期保有するのが良いかと個人的には思います。個人的には友人におすすめしたい株主優待銘柄のTOP10に入ります。皆さんもぜひ検討してみてください。
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい!
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