※執筆時点(2025/6/28)の情報を基に作成しています。
【2296】伊藤ハム米久ホールディングス株式会社ってどんな会社?(三行解説)
伊藤ハムは、日本の大手食品メーカーで、ハム・ソーセージなどの加工肉製品を中心に展開しています。1948年に創業され、現在は冷凍食品や惣菜などにも事業を拡大しています。品質と安全性を重視し、国内外で幅広く製品を販売しています。
株主優待の条件と内容は?
【条件】
3月末時点で200株以上を保有
【内容】5,000円相当の自社製品
※公式HPより引用。詳細は以下公式HPを参照下さい。
株主優待が到着!写真付でレビュー!
2025年の株主優待は2025年6月中旬に到着しました。合計5,000円相当のロースハムとベーコンということでかなり美味しそうです。

6月中旬に届きましたので、賞味期限は約1.5か月程度となります。

総合利回り・コスト・将来性を独自評価!
項目 | スコア | コメント |
現在の総合利回り | ★★★★★ | 優待:5,000円相当(0.5%) 配当:64,000円(6.5%) 総合利回り約7.0% ※優待の利回りは優待取得に必要な200株で試算。 ※今期は特別配当を実施。 |
優待取得コストの低さ | ★☆☆☆☆ | 200株98万程度。 ※優待取得に必要な200株で試算。 |
売上・営業利益の安定度 | ★★★☆☆ | 売上:長期的に緩やかな右肩上がり。 営業利益:増減はあるものの長期的には緩やかな右肩上がり。 ※以下表参照 |
将来の総合利回り増加期待度 | ★★★★☆ | 配当推移:過去10年間非減配。増配傾向。 配当性向:30-60%と許容範囲の水準。 |



※IR BANKより引用
※配当金は株式分割が行われた場合、分割調整後の金額を記載
※★の基準に関しては以下参照ください。
長期投資をする上での期待と懸念
【期待】
- 高配当と株主還元強化
記念配当を含む高い配当水準と、今後の増配方針が明示されている。 - ブランド力と商品多様性
「アルトバイエルン」などの主力商品に加え、惣菜・冷凍・代替肉など多角的展開。 - 中期・長期戦略による成長期待
DX化、海外展開、工場再編などの投資が収益力の底上げに寄与する可能性。
【懸念】
原材料・エネルギーコストの上昇
畜産物・燃料費の高騰が利益を圧迫する構造的リスク。
食品安全・サプライチェーン上のリスク
品質事故・家畜伝染病・気候変動等によるサプライチェーン影響の可能性が常に存在 。
まとめ
【2296】伊藤ハム米久ホールディングスは美味しいハムとベーコンが頂けて尚且つ多くの配当も頂けるありがたーい銘柄です。総合利回りが今期は驚異の7%超えですが、それは今年が特別配当込みだからです。柴ノ助が購入した時点では4%程度でした。(それでも食品系としては高めだと思います。)一番のネックは優待取得の為のコストの高さですね。特別配当の発表をしてからは20-30%株価が高騰しました。なので、2026年4月以降は少し価格は落ち着くのではないかと思いますので、ハムを優待でお値打ちに頂きたい!ということであれば今年は我慢して来年以降の購入を検討してみるのも一案かもしれません。
皆さんのご参考になれば幸いです!
このブログでは約90銘柄の株主優待を保有する柴ノ助が株主優待を中心に紹介していますので、もしよければ他の記事もご覧になってください☺
※この記事に記載の株価は執筆時点のものです。株価は日々変わるので、最新情報はご自身でチェックしてくださいね!また投資を行う際は、十分にリスクを理解し、余裕資金の中での購入をご検討下さい!
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